Aタイプに対する不良客(ゴト師関係者)による設定判定被害は、下記の条件の店舗で多く確認されています。
1.店舗が大型店でAタイプのパチスロの設置台数が多い
設置台数が多いことで、設定の際に設定を打ち替える台のみ開けるため、前日の高設定台の打ち替えを確認できます。
対策 設定とは関係なく、Aタイプのパネルは開閉を行うことで判定マークを無効化できます。
2.平日の日中にホールスタッフの人数が少ない
お客様への監視が不十分で、不良客が交代で遊技を継続することが可能となっています。
対策 Aタイプの高設定台は、定期的にお客様が変わる際に、台に少数のメダルやタバコ等が置いた状態で交代したり、あからさまに遊技者が交代していないかを確認します。スタッフに定期的に台を確認したり、遊技者を監視しているような行動をとることで、不良客は警戒して来店を控えます。
3.遊技機にデータ表示器が設置されている
データ表示器にBBやRBの当たり確率が表示されているため、設定の判定作業が不要となり、効率的に設定判定マークを付けられます。
対策 Aタイプのみ、呼び出しランプのみにし、データ表示器を撤去するか確率表示のRB表示を消すことで対処が可能です。 AタイプのBBやRBの発生確率の表示は、一般のお客様に対してAタイプ離れを発生させており、高設定台がほとんどない場合は店舗に対する不信感の原因になります。
4.機種別に複数の台に高設定を入れている
設定判定マークを付けられて、不良客に高設定台を取られる状況が続くと、設定漏洩と同様に一般のお客様からの信用を失います。結果として、急激に稼働が低下し、高設定台のみに稼働があり、低設定台の稼働がほとんどなくなり、機種別の利益の低下します。利益が予定通りに取れない場合や稼働が低いと感じた場合は、対策を実施してください。