某対策メーカーが以前取り付けたゴト対策部品が、ゴト師によって無効化されたようです。

対策部品を装着した状態の写真ですが、光ファイバーの赤枠部分が直角に曲がっているのがわかります。この構造を利用して、光ファイバーを押すことで光通信の光を遮断したと思われます。対策部品が装着されたことで、光ファイバーを押しやすくしています。

この写真は、光ファイバーを押す際にドラムの裏に付いた複数の傷で、通常のスパイラルチューブで光ファイバーとフラットケーブルを包む対策では、このような傷は残りません。

（光ファイバーが無対策の場合は、光ファイバーを引くように引っかけます）

何度も被害に遭った台は、光ファイバーが切断されCOMエラー等が発生し、故障します。また、COMエラーはサブ中継基板交換作業が雑な場合、光ファイバーをカバー等に挟んだり作業の段階で引っ張りすぎている台があり、最近になって故障台が複数、発生しています。

（遊情ネット）