ダイナム(東京都荒川区、保坂明代表取締役社長)はこのほど、PB機「ごらく」シリーズの新機種「eA夏色日記」(型式名:eA夏色日記GO、メーカー:豊丸産業)を発表。11月12日に新機種発表会を都内千代田区のパームス秋葉原で開催した。
「パチンコ・パチスロを気軽に楽しめる日常の娯楽に改革する」という経営ビジョンのもと、同社では2006年よりPB機の開発に着手。2018年からはPBブランド「ごらく」を立ち上げ、これまでに95機種、約9万台を開発・導入している。
今回発表された「eA夏色日記」は、ダイナムPB機史上初のスマパチ機種で、新筐体『ZGO』の採用を特徴とする。新筐体『ZGO』は業界最大クラスの25.2インチの全面液晶を採用し、ソフト交換に近い仕様によって新しいゲームを提供。可動役物やセル盤も映像で再現可能なため斬新なゲーム表現ができる。さらに、この構造によって「遊技機価格の高騰抑制」「入替作業負担軽減」「環境への配慮」という3つの業界課題に対応する。
「遊技機価格の高騰抑制」については、可動役物などを全面液晶で表現することで部材コストの削減と機械単価の抑制を可能にするほか、継続的な機種開発を通じて遊技機価格は現行の約半分まで抑えられる見込み。「入替作業負担軽減」では、筐体の基盤や盤面のみを交換する構造の採用により、作業負担を大幅に軽減する。また「環境への配慮」については、液晶の継続利用を可能にした設計により、使用済みパーツのリユースを積極的に進める方針をとっている。
(遊技通信web)